創立以来取り組んでいた自動車向け精密金型製作により
培われた技術・経験を基に基本に忠実なものづくりに取り組んでいます。
充実した生産・検査設備と、それを扱う職人により、MURAMASA打錠金型が生み出されます。
生産の流れ
主な寸法の材料は常時一定数確保しており、初動を早めています。
弊社独自の材料も製造段階から材料メーカーと打ち合わせを進めており、安定した信頼の出来る調達が可能となっております。
在庫材料の一部
熱処理前の粗加工を施します。
それぞれの杵臼の形状に応じて仕上げ代を残し、おおまかな形に仕上げていきます。熱処理による歪みも考慮し、弊社独自で寸法を設定しています。
旋盤加工
マシニング加工
打錠面の鏡面加工を施します。
品物の形に応じて、手作業によるラッピング、流動研磨機によるラッピングを使い分けています。仕上後はマイクロスコープにて仕上がり状態の確認を行うと共に打痕等のチェックも行います。
ラッピング
流動研磨機
硬質クロムメッキやセラミックコーティング等の表面処理を施します。
弊社の場合、杵を処理する際には常に同じ条件で処理する為に、数量・形状に応じてセッティングに一定の条件を設定しています。そうする事により、同ロットで表面処理品質がばらつくことが無く安定した被膜を生成する事が出来ます。
CrN-HCDⅡ
CrN-ARC
弊社では全数検査を基本としています。
全ての杵臼に関して検査項目を設定し測定しています。
測定箇所に応じて、三次元測定機、形状測定機、マイクロメーター、マイクロスコープ、面粗度測定機等を用い、品質の確認に努めています。
三次元測定機
検査表